30代で未経験の職種に転職って可能なの?
転職は30歳までとか聞いたりするけどどうなの?
今回はこんな悩みを解決します。
僕自身、30歳にして未経験の業界・業種への転職を成功させました。
その際に意識した戦略をシェアします。
- 30代未経験でも転職は可能
- 未経験からの転職の基本戦略
- 業界未経験の場合の戦略
- 職種未経験の場合の戦略
- 業界・職種未経験の場合の戦略
- まとめ
30代未経験でも転職は可能
30代でも未経験の仕事へ転職は可能です。
30代で転職は無理だという説があったりしますがただの噂です。
僕は30歳にして、一番難易度が高い業界未経験、職種未経験の転職を成功させています。
このことからも不可能ではないことが分かると思います。
ただし、何が未経験かによって転職の難易度が変わるので注意も必要。
未経験からの転職難易度
1.業界未経験
難易度★☆☆
専門スキルは持ったままでの転職。
商品、ビジネスモデルが変わるだけ。
実績がそのまま次に活かしやすいので、
難易度は★1つ。
2.職種未経験
難易度★★☆
業界での経験は活かせる転職。
新しい職種のスキルはある程度身につけておかないと、
難しい場合もあるので難易度は★2つ。
3.業界・職種未経験
難易度★★★
最も変化が大きな転職。
これまでのビジネスパーソンとしての実績と
新たな職種スキルをある程度身につけないと
厳しいので難易度は★3つ。
下図はカッツ氏が提唱している、マネジメント層別に必要なスキルを表した図です。
一般職だとまだまだ専門スキルが必要なので、職種未経験の方が難易度が高いというわけです。
30代だから転職を諦めるのは理由にならないです。
その業界・職種の仕事が自分にとって価値があると思うなら
挑戦した方がその後の仕事のモチベーションも上がります。
逆に、年齢が原因で諦めるならこうかもしれません。
挑戦したい気持ち < 今の仕事の満足度
30代未経験でも転職は可能ですので、諦める必要はないです。
未経験からの転職の基本戦略
全3タイプとも共通する基本戦略があります。
そしてこれが一番重要。
過去の実績から得たスキルを別の業界・職種でどう活かすか、
そのために自分の実績をさまざまな角度から客観的に評価して、汎用スキルまで落とし込むことです。
なぜなら、企業は転職では即戦力として利益をつくってくれる人を求めているから。
自分の実績を色んな角度で振り返ってみて、汎用性のあるスキルに変換することが、
未経験の転職を進める大事な基本戦略です。
業界未経験の場合の戦略
この場合、職種の専門スキル・実績をとにかくアピールです。
採用側が即戦力になり得るかを客観的に判断するには数字(実績)しかないからです。
業界だけが変わるということは、売る商品やビジネスモデルが変わるだけで
職種に求められる本質的な専門スキルは変わらないので重要視されます。
アピールできる実績があるのであれば、業界未経験の転職活動は難しくないです。
業界未経験の場合の戦略は職種の専門スキル・実績をとにかくアピールです。
職種未経験の場合の戦略
この場合、これまでの経験が付加価値になることをアピールです。
次にこれから必要になる専門スキルもある程度身につけていることをアピールする。
業界での経験は企業側からしたら教育コストが削減できますし、
別の職種の経験や視点を取り入れることで付加価値が生まれるから。
例えば
マーケターから営業になる場合、顧客にニーズにあった提案ができる
エンジニアからデザイナーになる場合、実装可能か判断できたり開発コストを意識しながらデザインできる
など
職種未経験の場合、これまでの経験が付加価値になることをアピールです。
とはいえ業務に必要になる専門スキルはある程度身に付けておかないと厳しいです。
業界・職種未経験の場合の戦略
この場合、前職までに培ったビジネスの汎用スキルで貢献できることをアピールしつつ、
専門スキルも身につけていることをアピールしましょう。
業界・職種未経験でもビジネス全般で必須のスキルが存在するから。
こちらのスキルはビジネスの土台でありながら、身につけられていない人も多いので
しっかりアピールできる実績があればチャンスだから。
業界・職種未経験の場合、ビジネスの汎用スキルで貢献できることを積極的にアピールした上で、専門スキルも副業などで実績があればアピールしましょう。
専門スキルがゼロの状態で挑むのは、さすがに厳しいので実績作りのために、前もって行動しておくのが大事です。
まとめ
未経験の仕事への転職は未経験の種類によって難易度が違うため、
それぞれケースに合わせた戦略が必要です。
しっかりと対策すれば、未経験の転職も無理ではないので諦めずに頑張りましょう。