【転職の志望動機】書く内容は1つだけ

転職志望動機の書き方

 

転職活動を始めたけど志望動機ってどう書いたらいいんだろう?
どうしたら受かる志望動機が書けるんだろう?

今回は転職活動の志望動機を効率的に書く方法を解説します。

 

  1. 【ポイントは1つだけ】貢献性
  2. パターンオーダーメイドだと効率がいい
  3. 一番大事なのは相手への気遣い
  4. まとめ
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【ポイントは1つだけ】貢献性

あなたがその会社で貢献できることを書きましょう。
これに尽きます。
あとは根拠を示して簡潔に書くだけです。

貢献できることは業種、職種によって変わりますが、
その会社であなたが達成できることをやや抽象的な内容でいいので書くといいです。

そしてその根拠をあなたが持っているスキルで示します。
実績はスキルを証明するためのものです。

気をつけた方がいい志望動機

・会社のビジョンに共感したから
・貴社の商品が好きだから

正直、誰でも書ける内容なので企業側からしたらあなたを採用する理由にはなりません。

企業側は即戦力になる人材を求める場合がほとんど

転職では人材の投資ではなく、利益を出せる人を求めています。
企業側があなたが即戦力になるかどうか判断する材料として、スキル(実績)が必要なわけです。

・新卒、第二新卒では人材(人財)に投資
・20代後半以降になると結果

今の会社での実績を整理して自分がアピールできるスキルを探しておきましょう。

では、具体的な書き方の例としてはこんな感じです。

製品の生産効率を向上させることで利益率改善に貢献します。
わたしは前職では技術者として生産フローの改善や設備導入で生産効率を5%アップさせており、
課題発見・解決のスキルを活かして、貴社の技術力アップに貢献できると考えています。

ざっくり書きましたが、構成としては

①結論(貢献性)をまず書く
②根拠をスキル・実績で示す
③貢献できる具体的な業務が明確な場合は書いていい
④もう一度、結論を書いて締める

その会社での明確な業務内容は分からない場合が多いので③は書かなくてもOKだと思います。

このように転職活動での志望動機を書く時は、自分が貢献できることを中心に書くといいです。

パターンオーダーメイドだと効率がいい

転職志望動機-パターンメイド
何社も志望動機を書くのは大変ですが、パターンがあれば短時間でいくらでも書くことができます。

どの会社に行っても貢献できる汎用性のあるビジネススキルとそれを示す実績を複数用意しておけば、
あとは企業分析して最適なものをピックアップすれば志望動機の完成です。

かと言ってパターンをそのまま当て込んだだけでは味気ないので、企業を調べていることが自然と伝わるようにした方がいいです。

全企業にフルオーダーメイドの志望動機は非効率

転職は募集と企業と応募者のマッチングなので、
当然ながら自分でコントロールできない運の要素があります。

時間不足が原因でタイミングを逃す可能性もあるので、
基本的にパターンオーダーの志望動機がおすすめです。

自分の志望度合いに合わせて、フルオーダー・パターンオーダーの使い分けましょう。

パターンの元になるビジネススキルは下記の通りです。
ハーバード大学のロバート・カッツ氏がビジネススキルを3つに分類しています。

■コンセプチュアルスキル(概念化スキル)
複雑な事象、現象を紐解いて新しいものにまとめ上げるスキルのことで、本質を捉える力が重要です。
例)
・課題発見、解決力
・ロジカルシンキング
・クリティカルシンキング
■ヒューマンスキル(対人スキル)
円滑なコミュニケーションをとるために必要なスキルです。
例)
・ネゴシエーションスキル(交渉力)
・コミュニケーションスキル
・プレゼンテーションスキル
■テクニカルスキル(専門スキル)
業務を遂行するための専門的なスキルで、職種によって求められるスキルは様々です。
例)
・パソコンスキル
・語学力
・プログラミングスキル
・デザインスキルなど

パターンをブラッシュアップして効率よく書きましょう

事前に自分のスキルと実績を洗い出して、それぞれのパターンを作成しておきましょう。
あとは企業分析して何が求められているかを考えてパターンを組み合わせていけば、
志望動機で時間を浪費することはありません。

相手への気遣いが1番大事

相手に端的に伝わる文章を書くためには気遣いが大事です。
けっこう当たり前の話すぎますが、2点ポイントがあります。
このポイントを抑えるだけでもあなたの文章が伝わる文章に変わります。

①文章を読む相手が誰かを設定する

あなたの志望動機を読む人は誰ですか?
もちろん企業の人事担当者なのですが、
その人が理解できる文章でなければもちろん書類で落とされてしまいます。

あえてこれを設定する理由は、何気なく使っている言葉が業界用語や社内用語の場合、
相手に伝わらない可能性があるからです。
他業界への転職の場合、業界用語は別の言葉で言い換える必要があります。

よく、「小学生でも理解できるように」とか言いますが、それだと説明が長くなりすぎます。
相手の人事担当者が理解できる端的な表現で書くことが大事です。

②結論ベースで書く

PREP法と言われますが、この順番で文章を書くと理解しやすいです。

Point:結論
Reason:理由
Example:具体例
Point:結論

このポイントだけでも抑えるだけで、伝わる文章が書ける人だと評価されます。
これは転職活動に限らず、文章を書くあらゆる場面で大事なことなので覚えておいて損はないと思います。

相手への気遣いが伝わる文章を書くには大事です。

まず相手が誰なのか確認して、結論ベースで書くといいでしょう。

まとめ

転職活動で志望動機を書くときは、
①自分が貢献できることをスキル、実績を示して簡潔に書くこと。
②自分のスキルと実績を整理してパターンを作っておき、企業分析して最適なパターンを組み合わせて書く。
③読み手を気遣って共通言語で結論ファーストで書くこと。

これらを意識して書くだけで相手にしっかり伝わるだけでなく、
何社でも志望動機が書けます。
ぜひ実践してみて下さい。

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