失業保険をもらう3ステップ【経験者が説明】

失業保険ステップサムネ

・会社を辞めるけど次の就職先が決まっていない

・失業保険をもらいながら次の会社を決めたいけどどうやってもらうの?

そんな方々に向けて失業保険をもらうまでの3ステップを失業保険の受給経験者が説明。
失業保険を申請する前に知っておいた方がいい注意点もあるのでポイントだけでも掴んでください。

事前に申請から受給のスケジュールや金額がわかれば計画的に行動できますし、精神的な安心も違います。
ぜひ参考にして転職活動をおこなって下さい。

・失業保険をもらう3ステップ

・【①申請】失業保険をもらえる?orもらえない?

・【②待機&就活】申請してもすぐには貰えない。。。

・【③受給&就活】受給には4週間ごとの失業認定が必要

・早く就職できれば手当がもらえる

・まとめ

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失業保険をもらう3ステップ

失業保険をもらうには条件を満たした上で次の3ステップを踏む必要があります。

①申請
②待機&就活
③受給&就活

その人の状況に応じて受給の条件、もらえるまでの期間、もらえる金額が変わります。
参考までに、私の申請してから113日後に初めての手当8万をいただきました。
その後、再就職手当を含めるとトータルで41万ほどでした。
もらった金額とスケジュールはざっくり下記の通りです。

失業保険実績

【①申請】もらえる?orもらえない?

申請の前に失業保険をもらえる人は以下の条件を満たしている人です。

・積極的に就職しようとする意思があり、
・健康上、環境上いつでも就職できる状態は整っていて
・積極的に就職活動を行なっているけど、

職業に就けていない人

会社を辞めた後に、心身的に働けるけどまだ勤務先が決まってない人と思ってもらえると大丈夫かと。
当てはまっているかよく分からない場合はハローワークで相談してみましょう。

申請する場合は以下の書類が必要になります。

・雇用保険被保険者離職票1、2(いわいる離職票、会社から交付されます。)
・身分証明書
・印鑑
・証明写真2枚
・通帳・キャッシュカード

注意すべきは離職票。私の場合、離職票が手元に届くのに時間がかかってしまい、退社してから申請まで20日かかりました。。。

※退職して2週間経っても届かない場合はすぐに会社に問い合わせしましょう。

【②待機&就活】申請してもすぐには貰えない。。。

申請から受給までのスケジュール感は以下の通りです。
失業保険スケジュル

申請すると全員共通の7日間の待機期間があり、その後に人によって期間が違う給付制限期間があります。
会社を自己都合で辞めた場合は基本的に給付制限と呼ばれる待機期間(1ヶ月or2ヶ月or3ヶ月)あります。
※会社都合の場合の退職は給付制限はありません。
申請したらすぐに失業保険がもらえると思っている人もいるので注意です。

【③受給&就活】受給には4週間ごとの失業認定が必要

認定日は失業保険の申請時に決まり、4週間毎に認定日が設定されます。
この認定日までに就活実績(企業に履歴書送付や面接)がないと失業認定してもらえません。
※失業認定されないと失業保険はもらえないので注意。

気になる受給金額は、基本手当日額×受給日数が期間毎に振り込まれます。
もう少し分かりやすく言うと、

基本手当日額=(離職した直前6ヶ月間の賞与を除く賃金 ÷ 180) × 50〜80%

※6ヶ月間の賃金は雇用保険被保険者離職票-2に記載されています。

そして受給日数は90日〜360日です。自己都合の方は90〜150日です。
基本手当日額 × 状態の日数の金額が4週間ごとの失業認定日のあとに振り込まれます。

早く就職できれば手当がもらえる

就職先が決まった場合、就職する日の前日〜就職後2週間にハローワークに報告しに行きます。
もし受給日数を多く残して就職先が決まれば再就職手当がもらえる可能性があります。

※受給の残日数の起点は内定が決まった日ではなく、働き始める日です。

働き始める日はご自身の都合、会社側の都合で決まる部分もあるのでコントロール出来ないかもですが、
運が良ければ手当がさらにもらえる可能性があります。

【早見表】再就職手当と支給日数

まとめ

今回は失業保険をもらうためのステップをざっくり解説しました。
失業保険は仕事を辞めたら必ずもらえるわけではなく、再就職をしようとしている人への支援として税金でまかなわれています。失業保険をもらう場合はしっかりと就活をしましょう!

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