【間違い】アンラーニングが大事→【正解】継続学習が大事

unlearning_hero_illustration

最近、よく聞くアンラーニングってどういう意味?

これからの時代はアンラーニングが大事という言葉をよく聞きます。
しかし、アンラーニングの意味を誤解しているケースが多々あるようなので、今回はアンラーニングについて解説します。

 

スポンサーリンク

アンラーニングの正しい意味

unlearning_desc_illustration

いきなりですが、今回の記事の結論です。

アンラーニングの意味は時代にそぐわない知識やスキルを手放すこと

簡単に言うと知識やスキルの断捨離のこと。

よくアンラーニングは大人の「学び直し」「学びほぐし」と書かれていますが、アンラーニングはあくまで古い知識の断捨離という学び直しのプロセスの一部。

もしそのままの意味で理解すると誤解しそうなので注意が必要ですね。

時代の変化に対応するために

アンラーニングが大事だと言われる理由が分かりますか?

時代の変化のスピードが加速しているため、10年前、20年前の知識やスキルが時代遅れで使えなくなってきているからです。

例えば、インターネットが登場した当初はhtml・cssが書けるだけで稼げましたが、今はコードを書いてホームページが作成できても付加価値は上がりませんよね。

上記の例からも分かるように、時代遅れのスキルに固執せずどんどんアップグレードする姿勢が重要です。

ただし使えるものは捨てない

中には一生もののスキルだって存在すると言う人がいるかもしれません。

その通りだと思います。

今はまだ使えるスキルは手放さずに、取っておけばいいだけです。

あくまで時代に合わなくなった知識やスキルを手放しましょうって話です。

結論、アンラーニングは不要な知識やスキルを捨てるという学習プロセスの一部に過ぎないということ。

これがアンラーニングの本質で、理解してないと今後の人生の難易度に差が出ます。

アンラーニングの意味を履き違えると本質が見えなくなる

unlearning_desc_illustration

学び直しのプロセスを再定義しよう

冒頭にも書きましたが、アンラーニングはあくまで学び直しのプロセスの一部。

そして学び直しの正しいプロセスは以下の通り。

アンラーニング→ラーニング→アンラーニング→ラーニング・・・

いたってシンプルで、時代遅れのスキルを手放して新しいスキルを学ぶだけです。

学び直しとアンラーニングの関係を理解していないと、正しく学べないのでここはしっかり抑えましょう。

箱の中を常に最新にしよう

古い知識やスキルに固執せず、手放したあとは新しい知識を学びましょう。

メールやチャットがある現代で、手紙しか知らかったらヤバいですよね?

知識のアップデートを色んな分野で行えば良いだけです

気をつけたいのは、時代の変化が早くなってきている現代ではこのアンラーニングとラーニングのサイクルが速くなるということです。

具体例としてプログラミング言語がわかりやすいです。今は主流の言語でも、5年後には時代遅れということもよくあります。

そんな感じで常に学び続けないと時代の変化についていけない時代がやってきてます。

学ばない人の人生は正直これから厳しい

なぜここまで学び直しが重要と言われているのか分かりますか?

キーワードは「変化のスピードとVUCA時代」です。

テクノロジーの進歩で時代の流れが急激に速くなり、将来を予測するのが困難になるこれからの時代では、これまでの当たり前が通用しなくなってきます。

そしてニューノーマル(新しい当たり前)が数多く出現します。

このニューノーマルを身につけるために、古い知識を捨てて(アンラーニング)、新しい知識を学ぶ(ラーニング)という学び直しが必須ということ。

アンラーニングではなく継続学習が現代の最強スキル

unlearning_desc_illustration

結論、継続的な学習習慣が現代の最強スキルです。

言い換えると、自己投資を続けられる人がこれからの時代で生き残ります。

学び続ける人が勝つ時代

記事のタイトルに戻りますが、

【間違い】アンラーニングが大事
正 解継続学習が大事

これが結論であり、真実だと思う。

理由はすでに述べた通り、ニューノーマルを身に付けるためです。

例えば、何でもかんでも書類で管理する人を見かけたら、電子化したら検索性が上がって時短になるのに?って思いませんか?

こんな感じで学び続ける人とそうでない人でどんどん差が開きそうです。

大人が勉強しない日本という国

ここで残念なデータがあります。

日本人の大人は勉強しません。

日本人の有業者の学習・自己啓発・訓練に当てる時間は一日6分と言われています。
出典(「平成28年社会生活基本調査結果」(総務省統計局))

もちろん勉強している人だけで見ると勉強時間はもっと多いですが、これが現実です。

理由はたくさんあると思いますが、その一つに終身雇用が大きく関わっていると思います。

これまでの日本は、企業の影響力が強く、終身雇用だったので一度会社に入って一つのスキルを身につければ安泰でした。

しかし、日本企業の影響力が下がり、終身雇用も夢物語になっている現代では、勉強する習慣がない日本人にとっては危機的状況ですね。

自己投資すればすぐに勝ち組になれる話

逆に考えると、勉強する習慣が身に付けられれば日本人の少数派に一気に登り詰めることができます。

一日30分でも勉強するだけで人生勝ち組になりそう。

具体的には周りよりも早く出世できたり、個人でお金稼げたり、お金で騙されることもなくなって割と人生がチート化しそうですね。

SNS見てるだけの時間、YouTube見てるだけの時間とかを勉強の時間に置き換えるだけで、明るい人生が待ってますよ。

関連記事

悩んでいる人 新しいこと始めたけど習慣化って難しいな。習慣化のコツがあったら知りたいな。 僕自身は子供の頃から習慣化が得意です。 最近、コーチングを学んだおかげで自分がなぜ習慣化が得意なのか言語化できるようになりま[…]

habit_hero_illustration

 

今回はアンラーニングについて解説してみました。しっかり理解した上で学び続けて、人生楽に行きたいですね。

スポンサーリンク